mowmow Blog

隣の部署の庶務の女子、いじられキャラのＨさん。
自称「ステキング女子」なのだが、誰も認めていない。
部屋の中はかなりヤバいと安易に想像できる女子である。
足を踏み入れるのが怖いので、誰も彼女の家に遊びに行った事はない。

一昨日は風邪で休みだったのだが、昨日も来ない。
連絡もない。
同じ部署の人は彼女の携帯番号を知らないらしく、ワタクシに連絡してほしいと言って来た。
で、コールするも、ぜんぜんでない。
留守番電話にも切り替わらない。
一人暮らしなのに・・・。
「倒れてる？」
彼女の性格上、半分笑いながらも心配する同僚の方々。
部署内の緊急連絡網にあった連絡先に電話をしてみることに。
知らない人がでた。
だ、誰？

彼女はあかの他人の家を緊急連絡先にしていた。
入力ミス？
でも、自分で作った連絡表なのに、なぜ間違う。

こうなったら人事に問い合わせし、実家へ連絡をと言っていたら本人から電話が・・・。
「寝てた」
どんだけ深い眠りに陥っとるねん！！
「午後から行きます」
来るんかいっ！！
休めやっ！！
午後になったが彼女は現れず。
そして再び電話が。
「やっぱり休みます」

数時間後、その部署の部長がワタクシに
「聞きたいことがあるから連絡してくるように電話して」
とお願いしてきた。
再びコール。
出ない。
留守番電話にも切り替わらない。
とりあえずメールを入れておく。
夕方メールの返事が。
「寝てた。食料が家の中にない。液体はアルコールという水分しかない」
と。

そして、本日。
またもや来ない。
もう誰も心配していないが、昨日の緊急連絡先が誰だったのか、皆知りたがっている。

**　追加　**

Ｈさんが出社した。

「緊急連絡先、どこにしてんの？」
「え？実家ですが」
「かけたら、知らん人でたで」
「え？」

緊急連絡表を見るＨさん

「あれ、なにこの番号・・・あーでも見覚えある。おばーちゃんち？」
「でも、知らんいわれたし」

身内から他人扱いされているのか、それとも天然のおばーちゃんなのか？
再び謎が深まった・・・。