2007.03.01 Thursday
戦いは始まった
昨日からイカナゴ（スズキ目イカナゴ科）が解禁。
解禁とともに、神戸市近辺（たぶん）の地域のオバチャンが燃え出すのです。
みんなイカナゴのくぎ煮を作る為に朝もはよからスーパーや魚屋へダッシュ！
ワタクシ愛用のスーパーでは、魚のオープンショーケースに「イカナゴ入荷」の「のぼり」が立ちます。
なので、遠くからでも入荷、未入荷がすぐわかるのでございます。
スーパーの開店とともにおばちゃんたちが、ジリッジリッとイカナゴ売り場に近寄って行きますねん。
猛ダッシュでは近づかず、魚担当のお兄ちゃんの行動をうかがいながら、遠巻きに遠巻きに・・・。
そして、ワゴンに乗ったイカナゴをお兄ちゃんが運んできてショーケースに並べると、争奪戦です。
行儀がいいんだか、悪いんだか・・・。
１キロ単位で売られているのですが、多い人は５キロぐらい買っていきます。
漁の時間が遅れ、入荷が遅くなるとオバチャンはイラ立ちはじめます。
怖いので（？）スーパーによっては整理券を配ったりしますねん。
ワタクシもここ数年、くぎ煮を作っております。
去年は会社を休んで買いに行きました。
（すっかりオバチャン）
会社帰りだと腹ワタも出てるし、新鮮じゃないんですわ。
買ったらその日のうちに煮ないとダメなんですなぁ。
濃い口醤油、ざらめ砂糖、みりん、酒、しょうがで味付けです。
去年から「黒酢」を入れてみたりしてますねん。
醤油は実家の近所のおいしい醤油屋さんのを使ってます。
お酒もちょっとこだわります。
各家庭によって味付けが違うからおもしろいですよん。
大量に作るオバチャンは親戚に地方発送しますねん。
だから、この時期になると宅配屋さんは
「いかなごパック」
というサービスを始めます。
すごいでしょ？
冷凍しておくと半年ぐらいは日持ちするので、お弁当のおかずに便利っす。
さて、今年もワタクシは作ることができるのか？
休みの日はスーパーめぐりでイカナゴを買わなければ。
先輩オバチャンには負けへんでーっ！！
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